楽屋のれんはやっぱり良いもの

自然素材ののれんは飽きない

 日本には独特の文化があります。特に食文化に関しては世界に誇ることが出来るといえるでしょう。
中でも和食は世界で最も注目を集める料理となりました。それはユネスコの文化遺産にも指定されるほどであり、味や見栄え、美しさに繊細な技術などが世界にも認められたわけなんです。

和食は素材にもこだわりが見られとくに自然の素材や風味を生かすことが特徴と言われます。
生の魚をシンプルな醤油や塩、おだしで食べる文化は他に見ることはできません。

和食ののれん

そして出汁の文化も他には類を見ません。出汁は、料理に使われる自然の素材を最大限に生かすものとされてます。
濃い味のフレンチのソースとは一線を画すものです。

こうした和食の料理文化には、それを下支えする文化やカルチャーが見られます。
例えば、割烹や料亭、和風居酒屋などの店舗の入り口にかけられるのれんもその食文化の一つといえます。

食材と同様、優しい印象の自然素材の綿や麻素材が使われて作成されることが多いです。
自然素材は料理と同じく素朴で、天然由来の風合いを生かし自然美が見られ、飽きることなくいつまでも長く使い続けることができ人気なのです。

のれんはこうした和食店舗の他、様々な日本文化や芸術で活用されてます。

麻素材ののれんは和の風格がある


のれんは日本文化やカルチャーの一つと言っても過言ではありません。
和風居酒屋、料亭に割烹、日本旅館などでは必ずと言ってよい程、のれんが吊り下げられています。

これはお客様をもてなす準備ができていますよと、言わずとも示すことが出来るアイテムであり、日本独特のカルチャーです。
暖簾を裏を向けたり、裾をまくっていたり、完全にかけられていないと、反対に閉店もしくは準備中を示すこともできます。

素材はポリエステルやレーヨンなどのものも見られます。化学繊維は手入れや洗濯は簡単でしわもつきにくいですがその反面、光沢や質感が安っぽく風格や格式を表出することは難しいとされてます。
和の風格を演出したいのであれば、麻素材が一番でしょう。

麻の素材ののれん

麻は日本では高級素材として珍重され、希少性も高いとされている素材です。
そして天然ならではの風合いや自然美が備わっていて、非常に格式が高く風格があるんです。

高級料亭、高級旅館はかならずと言ってよい程、麻の素材ののれんで、朱色の落款に墨の黒で店名が毛筆で書かれていたりします。
歌舞伎俳優などの楽屋口にものれんはかけられており、やはり高級な綿素材や麻の素材のものが多い傾向にあります。