楽屋のれんはやっぱり良いもの

生地見本で実物の色・質感を確かめる

 のれんは発祥当時は店先の日よけや目隠し、防寒の目的とした役目を果たしていました。
冷暖房が発達してきている今日では、以前の防寒対策としての役目は終えたとも言えるのです。

 

以前は客が食べ物を食べて汚れた指をのれんで拭き、その汚れが店の繁盛を示したなどもあります。

 

商標が描かれるようになりメッセージ性をも持つようになり、
また識字率が上がってきた江戸時代には文字の入ったのれんが使われるようになったのです。

 

現代では看板や人目を避ける役目となり、例えば男湯・女湯など空間に仕切りを
作るような役割もあります。

 

商売をする中でのれん分けという言葉や、企業を買収・合併した時の
経済状況を表す言葉としても使われています。

 

現在のれん製作は店舗だけでなく、自宅でのインテリアや事務所などで
仕切りとしても利用されています。

仕切りに使えるのれん

のれん製作をする時には生地見本を利用して実物の質感や色合いを確かめ、
自分の希望するものを製作することをおすすめします。

 

まずはベースの形を決める

暖簾のデザインといっても、始めて考える際には特に決めにくい部分もあります。
しかし、暖簾には実はいくつかの種類があり、まずはベースの形を決めるだけでも
お店のインテリアを大きく左右するでしょう。

 

まずは一般的な戸口の幅いっぱいで、丈は扉の真ん中より下まで垂れ下がる暖簾。
暖簾といえばこのタイプをまず思い浮かべるのではないでしょうか。

私たちの間でも「のれん」と呼ぶ場合にはこれを指しています。
サイズは様々ですが、この形が一般的なのれんです。

 

一方取り外し、しないような軒下に短くかかっているのは「半のれん」。
お店の軒先にかかっているのをよく見かけるのではないでしょうか。

一般的な半のれん

そして、ラーメン屋などで見かける垂れ幕のように、地面まで1枚の布で
できているようなタイプは「太鼓のれん」と言われます。

今こうして例をあげただけでもいくつかの種類があります。
のれんという一つの言葉からでも違ったイメージが浮かぶのではないでしょうか。

 

暖簾の与えるインパクトや、アピールしたいロゴに応じてデザインを選択すると、
思いがけず効果的な暖簾が出来上がります。

 

まずはあなたのお店やお部屋が表現したいのはどういうものなのか。
そして、それに適した形とはどんなものなのか。
そう考えていくといいものが出来上がりそうです。

何もないところから、デザインを考えるのは難しいものです。

街には暖簾って注目してみると結構たくさんあるんです。
ですから、参考に様々なものを見てみるのが良いでしょう。